テープ仕立てでつくる
  超かんたんオリジナル
  カーテンの作り方 
 本格的カーテンの
         作り方
 
 

  みなさんは、カーテンなんて作れるの?? そんな技術ないよ〜(* *)なんて
思っていませんか?
本格的なカーテンを作る手法を知らなくても、超かんたんに作れる方法が・・・
じつは・・・あるんです!!
 しかもお値打ちな生地を使って作る事によって、な、な、なんと!!
自分の好きな生地で安くオリジナルカーテンが作れちゃうんです!!


 今回はそのひみつをこっそりお教えしちゃいます!
 
 


・テープ仕立てとは・・・?
 本格的なカーテンの作り方を知らなくてもできちゃう超かんたんな方法です。
 テープとは、何なの??
←これがテープ・・・

このテープを使う事によってかんたんにできちゃうんです!
ちなみにテープの巾は7.5pです。

 今回はひだなしでかんたんに作るので、フックの間隔が自由に調節できる
ポケット巾が約1cmのテープを使用します。


 フックって何??
という方に・・・フックとはカーテンをカーテンレールにつるす物です。

←これがフックです。

フックにも実は用途によっていろいろな種類がありますが、今回は上の写真の
鉄フックを使用します。

でははじめましょう

まずここでご説明するカーテンをつける場所のサイズです。
今回ご説明していく仮定のサイズは、
窓に対して仕上がり巾が200cm(2m)・仕上がり丈が190cm(1.9m)
レールの長さは約170cm(1.7m)と仮定してご説明します。


必要な材料
 ・まずは一番大事なカーテン生地お好きな色柄の生地を是非大塚屋でお選び頂、
 ご購入して下さい。
 今回の仮定のサイズでは210cm(2.1m)×2枚ご用意ください。
 今回とは違うサイズの場合どれくらい(何mいるの?)必要なのかは、
 次回に生地の長さを計算するで詳しくご紹介します。
 ・そして大事なカーテンテープ(7.5cm巾)を今回仮定サイズでは1mを2本ご用意ください。
 今回とは違うサイズの場合どれくらい(何mいるの?)必要なのかは、
 次回にカーテンテープの長さを計算するで詳しくご紹介します。
・7.5cmテープ用鉄フック(ひだなし用)を18個ご用意ください。
 (おすすめの個数です。フックの数を増やしたり減らしたりする事で
材料を揃えたらいよいよ製作開始!



さあ作りましょう!
@買ってきて用意したカーテン生地を裁断しましょう。
 今回は150cm巾のカーテン生地を選んだ場合を仮定とします。
 先に書きましたとおり、大塚屋でお好きな色柄の生地を選び予めご購入ください。
 購入の際に、210cm(2.1m)を2枚下さい。と店員におっしゃってください。
 
巾??長さ??という方に

生地は上の図のように巻いて販売しています。これを反物といいます。
この反物の巾が先程の例に出しました150cmが、150cm巾の反物という事です。
この反物の長さ210cm(2.1m)計って切り売りしています。

1枚が下記の図です。カットした生地は下図のような方向で使用します。これは生地の
強度の問題です。


 では買ってきた210cm(2.1m)の生地2枚でカーテンを作るために巾を少しカットします。

何故??カットするの??
それは通常、カーテンを作る際ひだを入れて作る場合を想定してカーテン巾はそれに合わせて160cmだとか150cmの巾で生産されています。
 今回かんたんに作る方法でのできあがりカーテンはひだなしの為、できあがりの見栄えが良く見えるように巾をカットします。


生地巾が150cmの長さです。
カーテン仕上がり巾が100cmに縫い代として約10cmプラス、合わせて110cmにする為に、
各40cm切り落とします。
広い場所に置いて、印をつけて重しをおいてゆっくりとはさみで切ってください。曲がらないように、ゆっくりでいいですよ。

A生地表側を裏面側に上側を1〜1.5cm折り曲げます。

折り紙を使って再現します。



折り紙の色つきを表面、白い裏面を生地の裏面として表現します。

Aの説明画像



B1〜1.5cm折り曲げ部分にたて方向にまち針を適当に等間隔に打ち込んでおきます。
 次のステップでカーテンテープをミシンで縫っていく際に折り曲げた生地ができるだけ歪まないようにする為です。




Cカーテンテープを縫い付けましょう。

かんたんにオリジナルカーテンを作るかなめです。
これが今回使用するカーテンテープ

表と裏があります。
表はフックを差し込むポケットがありますが、裏はポケットが無くフラットになっています。
まずは裏表を確認しましょう。

表面には上下があります。ポケットはフックを差し込む穴がありますが、当然ながら片方はふさがっています。わかりにくい場合は仮にフックを少し差し込んで上下を確認しておきましょう。


次に裏面側に表を1〜1.5cm程度折り曲げてまち針を打ったカーテン生地の端から5cmのところにチャコペン等で印を付けます。反対側の端から5cmのところにもチャコペン等で印を付けます。

印をつけたところにカーテンテープの先を合わせミシンで片方ずつ端を縫っていきます。
この時注意するのは、カーテンテープのポケット部分に差し掛からないように注意して端の部分を縫っていく事と、ミシンを進めていく途中でまち針手前で一旦ミシンを止めまち針を抜く事を忘れないようにしましょう。細かい作業ですので、ゆっくりと注意深くミシンを掛けましょう。



赤の点線部分を縫っていきます。
カーテンテープの裏表・上下は必ず確認しましょう。
カーテンテープのポケットを縫ってしまわないようにゆっくりとミシンをかけましょう。

もう一枚のカーテン生地にも同じ工程でカーテンテープを縫い付けます。



D次に両脇を折り曲げて(三つ折り)して縫います。


カーテンテープを縫い付けなかった端の5cm部分を三つ折りにします。




端はこのようになります。
三つ折りした部分にミシンをかけるので、まち針を打ち込み固定します。


そしてまち針を1本ずつ抜きながらゆっくりとミシンをかけます。
この工程を各カーテン生地左右二箇所、計4か所行います。



Eカーテン生地の下の部分、すそを仕上げます。



下の部分(すそ)です。
平らな所にカーテン生地の裏面を上にして置きます。
裾の部分を10cmで三つ折りにします。(正三つ折りと言います)





まずは1回折込ます。






さらにもう一回折り込みます。






ミシンで縫う為、まち針で動かないようにします。






そしてまち針を1本ずつ抜きながらゆっくりとミシンをかけます。
縫うのは上の部分のみです。下の部分は縫いません。
もう一枚のカーテン生地のすそ部分も同じ工程で処理します。

それぞれのカーテン生地の両端は行程Dでたてに三つ折りにしてある為、非常にぶ厚くなって縫いにくくなっていますので、ミシンの速度を落としてゆっくりとかけてください。


このの様な仕上がりになっていればOKです。



Fフックを付けましよう。


ポケットの一番端に鉄フックをまず差し込みます。
次の2個目の鉄フックは1番最初のフックを差し込んだポケットから10cmくらいの位置に
差し込みます。3番目以降もこの繰り返しで刺していきます。




鉄フックがポケットに入りにくい時は、入れる前にあらかじめ目打ちなどを差し込み、ポケットを
一度開けておくと入りやすいです。



目打ちを入れるとポケットに入りやすくなります。

丸い先が入れば、後は押し入れるのはかんたんです。



片方のカーテン生地に9個入れたら、もう一枚にも同じように9個鉄フックを差し込みます。


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